オールスターゲーム

プロ野球において、特別な試合と呼ばれる試合は、昔は日本シリーズとオールスターゲームの2つでした。
オールスターゲームは、現在の正式名称は「マツダオールスターゲーム」となっていますが、今後もスポンサーは変更されるかもしれません。



オールスターゲームは一種のお祭りで、ファンの人気投票と選手間の投票、そして監督推薦によって選ばれた選手がセリーグとパリーグのそれぞれの代表として試合に出場するというシステムになっています。
選手間投票は2008年から採用されたばかりの制度で、自分以外でこの人は、という選手を選び、それによって投票数が多い選手を選出するというものになっています。



オールスターゲームの醍醐味は、ある意味試合そのものより、選出にあるかもしれません。
人気の高い選手、そのシーズンに好成績を残している選手、あるいは人気チームの選手にファンが投票するので、人気投票の度合いがかなり高く、どの選手が今人気があるのかという点に注目があるのです。
ただ、最近は組織票が目立つようになり、まったく成績の振るわない選手も選ばれるなど、やや残念な動きが見られるようにもなっています。



オールスターは日本シリーズとは違い、真剣勝負の場ではないので、ある程度パフォーマンス的な部分に注目が集まる傾向も顕著です。
特に印象的だったのは、96年のオールスターゲームで、松井秀喜選手がバッターの際に仰木監督がイチロー選手をピッチャーとして登板させた事です。
セリーグの野村監督はそれに難を示し、ピッチャーである高津臣吾投手を代打に起用しました。
これは、ファンを喜ばせたい仰木監督と、松井選手のプライドを守らなくてはならないとした野村監督の双方の良い部分が出たすばらしい場面でしたが、この際の交代劇は今尚議論がなされるほど、記憶にも記録にも残っています。
オールスターゲームならではのこのような事件は、今後もいつか起こるのではないでしょうか。

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