キャンプ
1月の自主トレが終わると、次にやってくるのは2月の春季キャンプです。
この時期からチーム合同での練習が始まります。
日本シリーズ出場を目指し、チームが一丸となって練習に励むわけです。
春季キャンプは、一年を占う最初の機会です。
新人や移籍組などといった新戦力の見定め、チームの熟成具合、方針、あるいは雰囲気など、ペナントレースを引っ張るようなチームなのか、ダークホース的存在なのか、厳しい戦いが予想されるであろうチームなのかは、このキャンプの充実具合でかなりわかると言われています。
その為、各マスコミや解説者、コアな野球ファンはこの春季キャンプをよく見学に訪れます。
春季キャンプで行うのは、主に技術的なトレーニングと全体練習です。
まず、自主トレである程度作った身体をさらに強化し、ペナントレースを戦える身体に仕上げます。
その為に、ランニングやダッシュといった下半身強化のトレーニングが行われます。
次に、素振りや遠投などの基礎練習も行いますが、これらは自主トレの頃から行っています。
そして、春季キャンプならではのトレーニングが、守備の連携確認やノック、特守、投球フォームのチェック、新球の練習、バッティングフォームの確認及び変更などです。
一人ではできない練習、コーチ等の指導の下に行う練習や路線変更は、全てこの時期に行われます。
その為、キャンプを怪我や体調不良で棒に振った選手は、新しい試みができず、チーム内での連携面にも不安を抱えたままペナントレースを迎えることになってしまいます。
それはもちろん、チーム力の低下に繋がります。
日本シリーズ出場を目標とする場合は、このキャンプをいかに多くの選手が充実したものにするかが重要なのです。